価格調整金とは

価格調整金とは

価格調整金とは、すでに行われた国外関連取引の対価の額を事後に変更する際の調整金のことをいいます。
移転価格事務運営要領3-21においては、当該調整が国外関連者に対する金銭の支払又は費用等の計上が行われている場合には、当該支払等に係る理由、事前の取決めの内容、算定の方法及び計算根拠、当該支払等を決定した日、当該支払等をした日等を総合的に勘案して検討し、当該支払等が合理的な理由に基づくものと認められるときは、取引価格の修正が行われたものとして取り扱うとされています。
もし、当該支払等が合理的な理由に基づくものと認められない場合には、国外関連者に対する寄付金としての課税リスクが高まります。