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CommissionaireとPEの関係

コミッショネア(Commissionaire)契約とは、受託者の名において企業(委託者)の製品等の売買契約を顧客と締結するしくみとしており、従来は委託者の契約を代わりに執り行う代理人PEとは見なされないとされていましたが、人為的なPE認定の回避が行われる可能性を鑑み、OECD発表のBEPS最終報告書の行動計画7に基づき、平成31年1月1日開始事業年度以降から国内法の代理人PEの定義が見直されました。
代理人PEの要件として、①企業の名において締結される契約のほか、企業の物品販売又は企業による役務提供に関する契約であること。②代理人が契約を締結することのほか、代理人が契約締結に繋がる主要な役割を担うこと。が新たに追加されました。
また、代理人業を通常業務として行うものは、代理人PEとされないとしていた独立代理人の定めも見直され、専ら又は主として関連企業に代わって行動する者は除外されました。
この改正により、関連会社間でのコミッショネア契約を行っている会社のPE認定を受けずに行える業務許容範囲は非常に狭くなり、税務リスクも非常に高くなりました。
現在では新規の進出形態として選択することは難しく、既存のストラクチャーの場合も変更も推奨されております。

上記の説明は日本の法人税法の規定に基づいております。租税条約MLIによって取り扱いが異なる場合もありますので、ご留意下さい。
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