インタビュー

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自社で記帳している月次関与
メインマーク株式会社
代表取締役 川口 太 様本社:オーストラリア
沈下修正・地盤沈下・地盤改良工事業

税理士を変更しようと思ったきっかけは何でしょうか。


定期的に本社へ報告する都合上、英語対応してくれる事務所が良かったからです。また、本社の担当者は日本の税務・会計事情を知らないため、日本の税務・会計基準はこうなっているといった説明をしっかりとしてくれる事務所を探していました。

当事務所は無料税務相談を行っていませんが、有料にもかかわらず最初にスポットの税務相談を依頼しようと思われたきっかけをお教えください。


私は、無料の範囲で税務相談を受けてもあまり意味がないと考えています。それよりは報酬をお支払してきちんとしたものを出してほしいと思っています。報酬を支払ってきちんとしたものが出てこなかったら、その時はその時と思っています。このあたりの感覚が坂下事務所の考えと合ったのでしょうね。

初回の税務相談でご来社くださいましたが、その時の事務所の雰囲気・印象はいかがでしたか。


事務所の雰囲気が良くて、センスの良さを感じましたね。

他の会計事務所も訪問されましたか。訪問ありの場合、他の会計事務所と比べて事務所の雰囲気・印象はいかがでしたか。


はい。いわゆる事務所っぽい雰囲気ではなく、アットホームな感じを受けましたね。実際に相談してみると、親身になってくれるのがわかり、安心して仕事を頼める気がしました。

2回目の税務相談にお越しくださいましたが、2回目も依頼しようと思われたのはなぜですか。


1回目の相談は、以前から社内で検討していた事項で、本社の担当者の理解をなかなか得られなかった案件だったのですが、坂下事務所に相談した後、回答内容をそのまま本社へ報告したところ、本社の担当者がすっと納得してくれたことが大きな要因ですね。2回目は1回目の内容に付随する事項について、追加で相談をお願いしました。

その後、月次の顧問契約に切り替えてくださいましたが、切り替えようと思われたポイントをお教えください。


私は月次を見てもらわないと不安ですね。自社の仕事を考えても、仕事は段取り8分と考えていますので、会計についても毎月の締めが正確だと、決算でばたばたしなくて済むと思っています。例えば、貸借対照表の残高のうち内容が不明なものが残っていたこともあり、これらをすっきりとしてきれいな状態にしたかったこともあります。

月次顧問契約に切り替えられた後、御社にとってどのような変化がありましたか。


<月次の締め>
坂下事務所に関与してもらった当初は、月次を締めるのに翌20日~25日程度かかっていました。その状態から毎月改善指導してもらうことにより、現在では翌5営業日程度で締まるようになりました。

毎月迅速に信頼性の高いきれいなレポートが出てくるので、数字を把握・分析するのが容易になり、すぐに次の手を打つことができるようになったのは良かったと思います。短期間で月次の帳簿を締められる体制ができましたので、決算月に数字を固めるためにぎりぎりまでばたばたすることもなくなりましたね。

<本社への報告>
定期的にオーストラリアの本社へ英文の会計資料を提出する必要があるのですが、今までは税理士が作成した日本語の会計資料を半日から1日かけて自社で英訳してから提出していました。坂下事務所に変更してからは、きちんとした英文資料を迅速に作成してくれますので、そのまま本社へ報告することができ、英訳に費やしていた時間を短縮することができ、その分本業へ集中することができています。これは本当に良かったと思っています。

その他当事務所に満足されている点があればお教えください。


関与税理士がビジネスマインドを持っている点ですね。単に税務・会計の観点からの情報提供をしてもらえるだけでなく、会社にとって何が良いのか常に提案してもらえるところかと思います。

また、自社の経理担当者が従前のやり方にとらわれている場合や、複数の処理方法がある場合にどの方法を選択しようか悩んでいるようなときに、何が会社にとって良いかを考えた上で、良い方向へしっかりと誘導してくれる点も良いかと思っています。

あと、現在2名の税理士が関与してくれているのですが、それぞれが異なった観点で物事をとらえていて、何か複雑な問題が出てきたときにそれぞれがその場で意見を出してすり合わせた結果をフィードバックしてくれるので、その点がとても安心できますね。